カテゴリ:2006年上海の実家のお家騒動( 4 )


2006年 12月 27日

よいお年を

夫の実家でお家騒動が持ち上がり、全財産及び将来の息子の学費を全て夫の実家に送金するなどと言う夫を一生懸命なだめているうちにとうとう年末になってしまった。夫はずっと頭に血が上りっぱなし。考え込んで、仕事場から家に戻る電車を乗り間違えたり(←バカ!!)、本当にどうにかなってしまったようだった。夫は色々な救済方法を考えたけど、結局夫の両親も夫の兄夫婦も納得しなかった。恐らく夫が夫の両親に新しい家を買ってあげるくらいのことをしなければどちらも満足しないだろう。でも新しい家をポーンと買ってあげるほど私達は金持ちではない(むしろ貧乏)し、そんな無茶なことを要求してくる夫の家族達だってどうかしているのだ。私達がとても大きな犠牲を払ったとしても、夫の両親は当然のことと思うだけだろう。そして将来、息子にお金が必要になった時、十分なことをしてあげられるお金がなかったとしたら私達はどんなにつらいだろう。
ともかく夫を説得する毎日。夫と話し合ってる(怒鳴りあってる?)間、息子は私にしがみ付いて泣いていた。そしてまた熱を出した。
夫にとってショックだったことは・・・
①私が夫の意見に100%賛成しなかったこと(当たり前だ!)
②自分がどんなに親孝行しようとしても、自分のできることには限界があること(これも当たり前だ!)
③自分の精一杯の親孝行を親はそれほど有難がってくれないこと(人間の欲は無限だ)

自分の家が欲しい夫婦は二組(夫の両親と、夫の兄夫婦)、家はひとつ(夫の両親の家のみ)。夫の賃貸に出している家を死ぬまでタダで貸してあげると言っても、双方とも要らないと言う。貸りるのではなく、欲しいのだ。と言うか、夫の家も中古だし、大した事ないので、できれば別の新しい家が欲しいのだ。で、夫も目が覚めた。夫には新しい家をプレゼントする財力もないし、たとえボロくても自分が苦労して買った家を、親にも、兄にもタダで譲ることはやっぱりできないのだ。こうして夫は自分が一家の危機を救うという夢から覚めた。で、夫の両親と兄夫婦もなぜかあと半年同居を続けてみるという変な結論に落ち着いた(笑)。私達がお金を出さないと分かって、諦めたってことかな。
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ようやく平和な生活が戻った。私には勉強より息子が大切だし、夫には親孝行よりも親子3人の生活を支えるほうが大切と分かってよかった。何となく年末っぽい心境(笑)。
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by xiaozhuzhu | 2006-12-27 12:25 | 2006年上海の実家のお家騒動
2006年 12月 13日

夫一家の危機③

私達の夫の両親にも義兄にもお得な妥協案はあっさり否定された。義兄夫婦はともかく自分達名義の家にこだわり、夫の両親はそう言われれば言われるほど義兄にだけはこの家を渡したくないと思うようになったらしい。だから彼らは今の家を(上海浦東という一等地の家を)売り、そのお金を2:1に分け(両親が2、義兄が1、1:1では両親が納得できないらしい)、それぞれが辺鄙な郊外に新たに家を買うというのだ。
もう勝手にしてくれ・・・と思ったのに、夫はどうしても首を突っ込みたがる。願わくば浦東の両親の家を買いとりたいらしい。そして両親にそのまま住まわしてあげたいらしい。しかし正直言って今の浦東の家の値段は高騰しすぎている。実際の建物の価値よりも断然高い値段で取引されている。改装したばかりとは言え、築30年ほど経ってるし、ボロいし・・・。そもそもそんなお金がない。あったら日本で家を買えってば。

夫はそれでも諦めない。夫の考えた第二の妥協案。
夫が義兄に家の値段の3分の1相当のお金を渡す。義兄はそのお金で自分名義の家を買う。その代わり義兄は両親の家の相続権を放棄する。両親はそのまま今の家に住み続ける。
この案、長~い目で見るとやっぱり義兄が損をすると思う。しかし、どういうわけかこの案には全員が乗り気らしい。ああ・・・理解不能。
で、義兄に渡す家の値段の3分の1相当のお金は一体誰が用意するのかと言うと、だそうです。来日した当時、あんだけ私に経済的に頼っておいて、日常生活でも通訳として生活案内人として散々利用して、今度は家を買えと?
それには将来の息子の学費として取ってある貯金に手をつけなければならない。私はそれは嫌なのだ。しかし夫はその貯金に手を伸ばそうとしている。
夫はなぜそこまでしたがるのか?もはや親の為だけではないはず。家をもう一件手に入れたいだけ?その為には私や息子の貯金に手をつけても平気?
・・・すごく理解不能。
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by xiaozhuzhu | 2006-12-13 00:40 | 2006年上海の実家のお家騒動
2006年 12月 12日

夫一家の危機②

2001年に自分の家の近くに中古の家を買った夫。これは夫の人生の中でもっとも賢い行動だったと言える。なぜならその後上海にはバブルが訪れ、不動産価格は恐ろしいほど高騰していくからだ。逆に言うと夫は今から考えれば笑っちゃうほど安い価格で家を手に入れた(とはいえまだローンが残ってたりする)。はじめは中古で買った状態のまま賃貸に出していたが、その後改装して、夫と結婚した後半年は私もそこに住んだりした。夫の日本勤務が決まってからは、月1500元で賃貸に出している(1500元は日本円にすれば2万数千円といったところかな)。で、この1500元は夫の両親と夫の姉とに半分ずつ生活費として渡している。仕送りのかわりに。

そもそも夫は就職してからずっと、両親に月々お金を渡していた。自分で家を買って独立した後も月々600元ほど渡していた。私達が結婚して、色々お金が必要な時に、夫の姉のご主人が病気になり、夫は少しでもお金があると全て夫の姉に渡した。当時夫の給料はほとんど夫の両親と夫の姉の元に渡っていた。全く貯金などできなかった。その後不幸にも義姉のご主人が亡くなってしまうと、夫はますます家中のお金をかき集めては義姉の元へ持っていくようになった。私は当時妊娠したばかりだったので「このままでは出産の為の入院費用すらない!」と言っては夫とケンカしたのをよく覚えている。
あのままどうなっていたか考えると恐ろしいが、幸いにも突然夫は日本で働くことになり、日本で新たな生活を始めるためにこれまたお金が必要であり、しかし全く貯金のなかった夫は、結局私の貯金で家を借り、家具を買い、出産費用も私が自分で払い、夫もさすがにこれ以上中国の家族に仕送りするなどとは言わなかった。私も1500元の家賃までも自分たちのものにするなどとは言わなかった(言いたかったが)。
夫はいつも自分の家族にいい顔をしたがる。それはよく分かっているので私は1500元の家賃を放棄して、夫の顔を立ててあげた。本当のところそれが精一杯なんだし。

で、話は戻って、今回の夫の両親と夫の兄夫婦との同居生活の破綻、とりあえず夫の両親が住む家を追われるのは気の毒だということで、私達が提案した妥協案が両親にはそのまま今の家に住み続けてもらい、義兄夫婦に夫の家(今の住人には出て行ってもらって)に住んでもらうというもの。しかしこうなると月1500元の家賃収入がなくなるわけで、私達は新たに月750元を夫の親に仕送りしなくてはならなくなる。そして義姉への分は義兄に負担願えないかと打診。
しかしそもそも今回の別居騒動は、義兄夫婦(厳密には義兄の嫁)が自分達名義の家が欲しいというところから来ているので、この案はまったく受け入れてもらえない。夫の両親の家は数十年後には義兄夫婦のものになると言うのに、それが待てないらしい。両親の家を今すぐ義兄の名に名義変更するか、さもなければ、家を売ってお金を分け、新たに自分名義の家を買いたいとのこと。今すぐ名義変更など、夫の両親が承諾するはずがないし、長い目で見れば義兄が損するのだけど、どうしてそれが分からないかな~。
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by xiaozhuzhu | 2006-12-12 00:07 | 2006年上海の実家のお家騒動
2006年 12月 06日

夫一家の危機

私は試験勉強で忙しいというのに上海の夫一家が大変だ。
夫の兄は10月に結婚したばかり。そのお兄さんとお嫁さんと夫の両親と4人で同居生活が始まった。・・・しかし、早くも同居が上手くいかず、なんと家を売ってそのお金を分け、お互いがそれぞれ新たに家を買って別々に住むと言うのだ・・・。そもそも二人の結婚の為に今年の春に綺麗に改装したばかりの家をなんで同居数ヶ月で売るなんて話になったのか・・・。
夫の実家は今をときめく(?)上海浦東にある。夫の子供の頃は浦東は超田舎だったけど、どんどん開発が進んで、今やりっぱな上海の市街地の一角だ。中国は昔は家を個人で所有できなかったから、夫の父親が会社(もちろん国営企業)から割り当てられた社宅として住んでいた。入居した頃は新築ピカピカだったのだが、20年も住めばもうボロボロ。そんな頃個人で家を所有できることに政策変更。夫の父親は会社から家を買うという形で格安で(20年も住んでいたので格安で買うことができる。これも政府政策の一環らしい。)家を手に入れた。そして住み慣れたオンボロ住宅にずっと住み続けてきた。2DKの家に一時期は夫の祖母、両親、兄、姉、夫の6人が住んでいたのだからかなりの人口密度。そのうち祖母は亡くなり、姉は隣りの建物に住む若者にお嫁入りし、うちの夫は近所に中古の家を買ってそこを改装し独立、家には夫の両親と兄が残った。そしてこの度めでたく兄の結婚が決まり、ボロボロになってしまった家を改装し、兄とお嫁さんに一室を明け渡してあげたのだ。
・・・でもこのお嫁さん、ずっとこの家の名義にこだわっている。夫の父親の名義から兄の名義への変更を迫っているらしい。そしてそのことに夫の両親はとても腹を立ててしまった。
そして終に家を売ってそのお金を分け、お互いがそれぞれ新たに家を買って別々に住むなんてことになったらしい。
でも、今浦東の家を売るのは正直もったいない。浦東の家を売って、お金を分けてしまったら、それぞれが郊外の辺鄙なところでしか家を買えない。すごくもったいない。その上両親にとっては住み慣れた場所を離れることはかなりつらいことだろうと思う。
そこで妥協案として、両親にはそのまま今の家に住み続けてもらい、夫が近所に買った家(今は貸し出しているのだが、住人には出てって貰うことにする)に、兄夫婦が住むことにしたらどうかと提案してみた。もちろん、私達にとっては家賃収入がなくなるわけだからつらいけど、夫の両親を今の家から追い出すのは気の毒だし、老後が心配だし、長期的に見ればやっぱりこの方法がいいと思うのだ。
・・・でも、兄のお嫁さんが同意しない。兄のお嫁さんはどうしても自分の家が欲しいらしい。義弟の家にタダで住めるのに嬉しくないらしい。あと数十年も待てば結局は夫の両親の家は兄と兄嫁のものになるのに、それも待てないらしい。
じゃあ、もう知らん、勝手にして~と思ったのだが、「まだ方法がある!」と夫。
「俺達が両親の家を買い取って、両親にはそのまま住んでもらおう!」だって。
そんなお金ないよ!バカバカバカ!
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by xiaozhuzhu | 2006-12-06 12:28 | 2006年上海の実家のお家騒動