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2008年 09月 20日

その⑧ 嗅覚の敏感さ

アスペルガー症候群の特徴として音や光、味などへの過敏さ(過敏なことが多いが、逆に鈍感なこともある)が挙げられる。息子の場合、音に対してはそうでもないが視覚、味覚、嗅覚、触覚についてはとても人間とは思えない程(笑)。

例えば、視覚。とにかく文字、記号、数字に関しては興味も人一倍で記憶力も良く、何でもすぐに覚える。また部屋の中の家具の配置なども写真を撮ったかのように脳に記憶されているらしくいつもと違うとすぐに気が付く。私が新しく買った服を着ていたらすぐに気付いて「この服見た事ない」と言ったりするので、きっと私の洋服も全て記憶しているに違いない。ある時マンションの玄関ホール電球のうちのひとつが切れていた。すぐに気付いて指摘する息子。私は全然気付かなかった。数日後電球が取り替えられて点灯していた。するとそれもすぐに気付く息子。これも私は全く気付かなかった。

そして最も驚くのが嗅覚。花火の火薬のにおい、ロウソクののにおい、線香のにおいは全くダメで、「イヤ~ッ」と絶叫してその場から逃走。タバコのにおいは絶叫はしないものの鼻を押さえて逃走。不安な時に強いにおいを感じるのも苦手らしく、初めて入ったイタリアンの店(初めてだから不安だったのだと思う)でニンニクのにおいに驚いて逃走したり、保育園の制服の採寸(なんだか分からず不安だったのだと思う)でクリーニング済みの洋服のにおいを嫌がったり、かと思ったら、ビニール袋で二重にも三重にも包まれたお惣菜の中身を当てたり・・・。
最近ではコーラ生姜の甘酢漬けのにおいに反応し、「ママ!それ早く食べてっ!どけてっ!」と叱られた。

息子は世界中の何もかもに対していつも大きな不安を抱えているのだと思う。そして何かがいつもと少しでも違うととってもビックリするのだと思う。だからいつもアンテナを張り巡らせていて、小さな変化を発見してはドキドキして私に知らせるのだと思う。3歳や4歳で毎日ガチガチに緊張して生きているんだろうな。そう考えるとそんな息子がちょっと気の毒。

味覚嗅覚触覚とも関係してくると思うけど、これまた敏感。敏感すぎてほとんどのものが受け付けられず、好き嫌いは異常に多い。好物のクラッカーでさえ、いつもと違う銘柄だとバレてしまう・・・。知らない味は不安だからか、いつもいつも同じものばかり食べる。
触覚も敏感。1歳~2歳の頃は体にピッタリした服が嫌いでいつもダブダブの服を着て保育園の先生に笑われていたし、フトンを掛けて寝ることができない(今も)。毛布とぬいぐるみの感触が好きでいつも触っている。目を閉じていても毛布の裏と表が分っていて、必ず表側を触っている。半ズボンで電車の椅子に座ることができない(肌に椅子のカバーが当たるのがダメ)。プールにパンツで入ると濡れたパンツの感触が嫌で脱いでしまう。

挙げればきりがないのだけれど、息子の毎日は息子にとって心地悪いことばかりに違いない。だから毎日あんなに癇癪起こすんだな・・・。この上数字や順番へのこだわりも加わるわけだから相当な苦痛とストレスに晒されて生きてるってことになる。1日何十回も「ギャーッ」とひっくり返るのも頷ける。・・・がんばれ!息子。
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by xiaozhuzhu | 2008-09-20 23:59 | 未来のエジソン君


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