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只今ハーフ育成中

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2011年 05月 14日

手を挙げた

水曜日は家庭訪問で、本日金曜日は授業参観。小学校って忙しい。

アスペルガーの息子が小学校に馴染めるかどうか・・・とっても緊張しながら見守ったこの1ヶ月でしたが・・・それはただの取り越し苦労だったかも?!って思うほど、息子は楽しんで学校に通ってくれています。ヨカッタ。ホッとしました。

未来のエジソン君は隣の席の女の子と仲良くなり、その子とのおしゃべりが楽しいので学校が好きになりつつあるようです。「勉強なんかしないで○○ちゃんと思いっきり遊びたい♪♪」などとおませな発言。まあ、何であれ元気に楽しく学校に通ってくれればそれでいいんですけど。

担任の先生には息子がアスペルガーである事は伝えてありましたが、先生とその事についてじっくり話すのは水曜日の家庭訪問がはじめてでした。先生は特に授業をやりにくいと感じたこともなく、息子を普通の子供と同じだと感じていると言っていました。それはとてもありがたいことですが、「もっと好き嫌いをなくした方がいい」とか「もっと大きい声で発言した方がいい」という先生の発言に、「それは障害のせいで努力しようとしてもどうしようもない」という部分への理解がないのだな~と感じたりもしました。先生には「今は息子にとってその環境が安心で好きになれる環境かどうか見極めている時期で、今息子に色々努力させようとするよりは、その環境を好きになれるように仕向けて欲しい」と伝えました。

今日の授業参観は算数。みんな手をハーイと挙げて、当てられると嬉しそうに発言しています。前半は1人だけ全く手を挙げなかった息子。後半、突然手を挙げました。先生に当てられるとやや小さめの声ではありますがきちんと発言していました。私が望む100点満点をはるかに超える息子の姿でした。息子はいつの間にか私の手からすっかり離れて、自力で障害を克服する力を身につけつつあるのだと感じました。
小さい時からの息子との色んな事を思い出しました。息子の障害が分かってから息子に何かを求める事はやめ、ただただ息子と楽しい時間を過ごすように心がけて・・・もちろんそれでもはじめの内は、息子がこだわって、泣いて暴れている時間の方がはるかに多くてとても苦しい毎日でした。息子と楽しい毎日を送れるようになってからも、保育園で1人だけ違う事をする息子を時々さびしい気持ちで眺めていた私でした。
それがいつの間にかすっかり成長して、自分から手を挙げて発言するようになるなんて!今日は本当に誇らしく嬉しい1日でした。

by xiaozhuzhu | 2011-05-14 01:05 | 未来のエジソン君


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